おまじないソフト6(SortInchKey編)

今日は「SortInchKey」を紹介します。
アドエスは初代ZERO3や[es]に比べると、ボタンの数が減っています。
(もちろん初代ZERO3から比べるとテンキーがある分だけ増えているともいえますが)
使い込んでいくとわかると思いますが、かなり不便です。
さっと取り出して、キーロックを解除&サスペンドを解除しても
実際何かやるにはソフトを起動させなきゃいけないわけで
いちいちスタートメニューから選んでいくってのは
本当にわずらわしい作業です。できればワンタッチでいろいろできるようにしたい。
アドエス標準でも、文字キー長押しと、画面回転キー短押し・長押しはカスタマイズできますが
たった3つぐらい変えられたところで、ほとんど意味がありません。
初代ZERO3の時は「W-ZERO3 UtilityPlus」という素晴らしいソフトがあったのですが
これはアドエス[es]でも)うまく動きません。
 
そこで、というわけではないのですが
もっと自由度の高いキーカスタマイズソフトとして
「SortInchKey」が出てきました。
このソフト、本当に便利なのですが、なにぶん設定がわかりづらい。
バージョンがあがって、設定用のソフトが同梱されるようになりましたが
それでも「全然わからねぇよ」って方が多いんじゃないんでしょうか。
 
たしかにわかりづらい。自分も初めてインストールした時にはかなり四苦八苦しました。
しかし難しいとばかりいっていられません。
わからないなりにとりあえずインストールしてみましょう。
 
と、その前にみなさんはソフトキーの扱いをどうされていますか?
WindowsボタンとOKボタンをソフトキーに割り当てることは
標準の設定からできます。


 
長押し時間は結構好みがでるとは思いますが
とりあえずこうしておきましょう。
 
では本題に移ります。
「SortInchKey」
■インストール方法
http://www.fei-yen.jp/sanfttag/download/dl.php?dl=SortInchKey062.cab
まずは最新版をダウンロード。いつもの通りcabファイルを実行してインストールです。

<\Program Files\SortInchKey>を開くと、こんなファイルがあります。
<SortInchKey.exe>は本体。前回のATOKカスタマイズソフト同様、起動させるごとに常駐・常駐解除をトグルします。
そしてもうひとつの<SortInchKeySetting.exe>。
これを起動させることによってカスタマイズ設定をします。
 
■設定方法
さっそく起動させると・・・

うーん、わかりづらいですね。
何をやっていいのかわからないと思います。
とりあえず一例を。
 
TODAY画面でOKボタンを使うことはまずありません。
なのでTODAYでOKボタンを押した時に、何かソフトを立ち上げる、という設定をやってみます。
 
さきの画面で下の方に<追加>というボタンがありますので
それをクリックします。
続いてこんな画面。

 
・コードは<OK>。
・同時コードは空白のまま。
・スキャンコードは<指定無し>
・モードは<短押し・長押し>
・画面向きは<指定無し>
・アクティブアプリ条件は<タイトル>と<Desktop>
 
一応必要な部分だけ説明を。
「コード」はカスタマイズしたいボタンの選択です。
「同時コード」と「スキャンコード」と「モード」は割愛。
「画面向き」はそのまんまの意味。
 
「アクティブアプリ条件」の最初の方は・・・説明が難しい;;;
パソコンにそれほど詳しくない人に「クラス」の説明をすることは
自分には不可能です;;;
まぁとりあえず今回は<タイトル>にしてください。
2番目の方は、要するに「TODAY画面の時だけ、OKボタンを押すと指定のソフトが立ち上がる」の
「TODAY画面の時だけ」の部分を設定です。
TODAYの場合は「Desktop」になります。
 
次に下のタブを<短押し>にします。

まずは「有効」にチェック。
次に<追加>をクリックします。

後は<参照>を押して、何か適当なexeファイルを指定してみてください。
 
ソフトの終了はどんどんOKを押していけばできます(笑)
 
さっそくTODAY画面に戻ってみましょう。
OKボタン(さっきソフトキーの設定をしたので長押しになっているはずです)を押してみましょう。
どうです?ちゃんと設定した通りのソフトが立ち上がりましたか?
 
まぁここまではなんとなくできるのですが
問題はここからです。
「文字キーの長押しにアプリを割り振りたいけどできない」
「とあるソフト起動中は、テンキーに操作を割り振りたい」
「センターキー長押しがうまくいかない」
e.t.c..
 
解決策はちゃんとあります。
が、今回はここまで。さすがにこのソフト、とてもじゃないけど
一回じゃ紹介しきれません。
そこで今後、何かソフトを紹介するごとに
「自分はこうやってボタンに割り当てています」という形で紹介していきます。