キーロックの改良 その2・『WkTask』との連携

さて少ないとは思いますが、実際に導入された方、いかがですか?
1ヶ月以上テスト運用して、その間もかなり細かい手直しをしているので
おそらく大きな不具合はでていないと思います。
とはいえ結構根幹に関わるスクリプトなので、かなり心配です;;;
もし何か不具合がありましたら、ぜひコメントへ。
 
それはさておき
 
以前「MortButtons」を使ったタスクスイッチを紹介しました。
あれから「MortButtons」のバージョンもあがり
さらに凝ったことができるようになって
しかもいつの間にか日本語で設定できるようになったりして
うちでやった「MortButtons」の紹介は、ほとんど無意味に近くなってしまいました。
 
それはまぁおいおい何とかするとして、タスクスイッチの話です。
 
Windowsなどなら、特に仕事で使っている時など
平気で7、8個のアプリケーションを立ち上げたりします。
アドエスはRAMが128MBもあるので、そういうことも可能とはいえ
実際にはいくら多くても同時に立ち上げるのは3、4個が関の山でしょう。
というかほとんどの場合、2、3個だと思います。
たかが2、3個のタスクを切り替えるために
メニュー形式のタスクスイッチャーを画面に出して切り替えるのは
どう考えても大仰ですし、めんどくさい。
 
Windowsでいうところの「Alt」+「Tab」みたいな感じで
さくさくアプリを切り替えれるソフトはないか・・・と調べたところ
ありました。それが「WkTask」です。
「WkTask」は最初はシンプルなタスクスイッチャーでしたが
どんどんバージョンアップしていって、超高機能なソフトになりました。
でも今回使うのは、「Alt」+「Tab」風のタスク切り替え機能だけです。
 
■『WkTask』
http://soft.photoracer.net/docs/wktask.html
http://soft.photoracer.net/archives/WkTASK_1173.cab
(直リン)
インストールはcabなので説明不要ですね。必ずmicroSDではなく本体にインストールしてください。
 
いきなり「SortInchKey」の設定のやり方を。



ファイルは \Program Files\WkTASK\WkTask.exe
パラメータは /f
で。
 
これでWindowsボタンを押すだけでタスクが切り替わります。
 
・・・え?前回の「引き」だった隠し機能の話?
実は「WkTask」をインストールした状態で、「KeyLockSetting.mscr」を立ち上げると、設定項目が増えるのです。

「はい」でキーロック時にすべてのソフトを自動終了します。
でも自動終了して困る「零号エディタ」と「2++」は別設定にしています。
(本当は他にも別設定にすべきアプリケーションがあるのですが、とりあえずこれだけ)
「零号エディタ」起動中の場合、保存した後に終了します。
「2++」は少しややこしいです。
「2.ini」の「keymap」に「35=20013」を追記をします。
つまり「APP8キー(アドエスには存在しない)を押せば終了」というコマンドを書き足してやるのです。
(これは「KeyLockSetting.mscr」を実行した時に自動的に書き込まれます)
そしてスクリプトからAPP8を「2++」に送って終了させてやるのです。
こうすることによって作業中でも遠慮なくキーロックしてしまえます。
ごく稀にタスクが残ったりすることがありますが(原因不明)、まぁご愛敬ということで;;;
 
次回は2つめの隠し機能を。