ケータイにできてアドエスにできること・できないこと

最近のケータイは実に多種多様の機能が内蔵されています。
今日は昨今の多機能ケータイとの比較をしてみようかと。
あ、最初にいっておきますが、「ケータイ」というのは
2Gとか3GとかPHSとか、そういった区分はなく
汎用OS(シンビアンとか)を使った、JAVAアプリを除いて
ユーザが自由にアプリケーションを入れられない
つまりハードの骨格までユーザがカスタマイズできない
端末を総称して「ケータイ」と呼んでいるだけです。
わかりやすくいえば、スマートフォン以外のふつうの機種ですね。
 
自分も昨今のケータイ事情にさほど詳しいわけではないのですが
ざっと思いつくままに挙げてみます。
 
・おさいふケータイ
ワンセグ
JAVAアプリ
フルブラウザ
・インフォメーション
・自動ヴァージョンアップ
ブルートゥース
・ケータイサイト閲覧
・着メロ
・UI変更
・PDF、OFFICEドキュメント閲覧
・音楽再生
・動画再生
・カメラ
 
こんな感じですか。
これらのこと、すべてアドエスでできるわけではありません。
 
・逆立ちしても無理なこと
おさいふケータイ
 
・ハードの追加によって可能なこと
ワンセグブルートゥース
 
・一応できるが、やや難ありなもの
JAVAアプリ、インフォメーション、自動ヴァージョンアップ
ケータイサイト閲覧、着メロ、カメラ
 
・ケータイよりもっと多機能にできる
フルブラウザ、UI変更、PDF、OFFICEドキュメント閲覧、音楽再生、動画再生
 
おさいふケータイはそういうハードを内蔵していないし
追加ハードもないのでどうしようもありません。
 
ワンセグブルートゥースはオプションハードで可能ですが
かなり大袈裟なハードをひっつけないといけません。
 
JAVAアプリ、つまりiアプリとかと呼ばれるものですが
当然WILLCOM用のものでないと動きませんし、数も少ないです。
ただしネイティブアプリと呼ばれるWindowsMobile用のアプリは
かなり多種多様にありますが、ゲームは少ないです。
 
自動ヴァージョンアップはOSの自動ヴァージョンアップはできますが
いわゆるファームウェアのヴァージョンアップは手動になります。
 
ケータイサイトの閲覧はまったくできないことはありませんが
設定の変更が必要ですし、ドコモ公式サイトのような
「どんな機種でアクセスしているか」を判別しているようなサイトは
どうあがいても見ることはできません。
 
着メロは標準ではWAVEファイルといわれるファイルサイズが異様に
でっかくなる形式か、MIDIといわれる単純な(としておきます)
ファイルしか再生できません。
しかも着メロダウンロードサイトも非常に少ないです。
 
カメラは一応ついていますが、簡単なスナップやメモ撮りならともかく
昨今のケータイについているカメラよりはかなり画質が劣ります。
 
 
つまり、ふつうのケータイでできることが全部できるかといえば
まったくそんなことはないのです。
さらに「こんな当たり前のことが、何でできないの?」
みたいなことも結構あります。

・目覚まし時計
アラームは標準でありますが、確実になるとは言い難く
アプリを入れてやることによって、やっとまともになります。
 
・電卓
アドエスになってテンキーを使えるようになった分、ややマシになりましたが
直感で使えず、結局は画面をタップせざるをえません。
素直にアプリを入れた方がよさそうです。
 
・バックアップ
標準でバックアップソフトはついているのですが
どうも失敗率が高いようで、これも有料のソフトを入れた方がよさそうです。

・接続の遅さ
できないこととは違いますが、ドコモ、auソフトバンクといった
PHSではないケータイからWILLCOMに代えて
一番イライラさせられるのは、回線速度の遅さではなく
接続の遅さでしょう。
メール一本送るだけでも、なかなか接続が完了しない。
結果、ごく短いメールを送るにも、やたらと時間がかかってしまう。
残念ながらこれはWILLCOMの仕様というべきものなので
どうしようもありません。
 
他には他社から送られてきたメールの絵文字が見えない、ということがありますが
これはWILLCOMが年度内での対応を発表しています。
あと「PHSはエリアが狭い(=圏外の場所が多い)」といわれてますが
よほどの田舎でない限り大丈夫っぽいです。
ただし一応、WILLCOMのサイトで生活圏がエリア内か
確認しておいた方がよいでしょう。 
 
もしこれからアドエスを購入しようとされている方がおられましたら
これらの点は十分に注意して検討してください。
 
ではまた次回。